3年生の体育(キックベースボール)
朝早く、7時頃から3年生の担任2人がグラウンドに白線を引いていました。
「駅伝練習の準備?」
「いえ、3年生の体育の準備です」
というやりとりがあり、体育で何をやっているのか見に行ったところ・・・
キックベースボールでした。
小学校体育のボール運動は3つの領域に分かれています。
1 ゴール型 バスケットボールやサッカー、タグラグビーなど
2 ネット型 バレーボールやバトミントン型ゲーム
3 ベースボール型 ティーボールやキックベースボール
足でボールを蹴りますが、肝となるルールは野球型ですので、攻撃側は蹴った後ベースを
回る動きが、守備側はボールを取ってアウトにする動きがあります。ただ、実際の野球の
ルールだと、身につけるべき技術が多すぎるのでなかなかゲームが楽しめません。
そこで守備側のルールを少し工夫します。フラフープをフィールドにいくつか用意します。
左の写真の赤矢印です。アウトにするのはタッチをするのではなく、ボールを取ったら、
近くのフラフープに全員集まり座ればOK。攻撃は蹴ったら走る、という動きは一緒です。
攻撃側が蹴る。
守備側はそのボールを取る。
走者にタッチではなく、素早くみんなで集まる。
守備が座った時点で、攻撃側は回った塁の分だけ得点。
このルールを理解してもらうために、オリエンテーションで映像を見せるのに1時間、試しのゲームを
1時間と2時間準備に費やしています。ルールがわかればこどもたちは自分でゲームを進めることが
できます。
担任「今のは何点入ったかな?」
子ども「2てーん!」
なんてやりとりがあり、みんな楽しそうに取り組んでいました。
「○○は強く蹴るから後ろに下がって!」
「みんな広がって守ろう!」
「あそこ、守りがいないからちょんと蹴りなよ(超小声)」
などの声が多く聞かれた授業。得意な子だけでなく、みんなが運動量を確保して楽しめる、
そんな教材でした。
